ここは、ふぇりあ16歳が不定期に連載しているオンライン小説のページです。

VNIふぇりあ16歳へ


ゼロからわかる現代JavaScript

2.変数「var」


変数とは、抽象的な箱のことをいいます。(実際はメモリー上のどこかにある記憶領域です)
数字や文字などを入れることが出来きます。

変数というと数のようですが、実際は「箱」なのです!

var A;

とすると

varで「Aは変数だよ」とコンピューターに伝えてあげる事になります。


Aという名前のついた箱を作るイメージです。

変数は「=」(イコール)を使いその中にいろいろ代入できます。

文字列を入れる場合
var A = "四次元ポケット";
数字を入れる場合
var B = 100;
HTMLタグを入れる場合
var C = "<font size='4'>釘宮病</font>";
オブジェクトを入れる場合
var D = document;

オブジェクトって何なの?というのは今は気にしないでください。

var B = 100で図のように100という数を入れるイメージになります
(箱の中に100円玉を入れてみたと思うと分かりやすいです。)

次は入れたものを前回のwriteメソッドを使って表示してみましょう。

document,write(A);

と記述し、いろいろ表示してみましょう。

また、オブジェクトを変数に入れると
そのオブジェクトのメソッドも変数から呼び出せます。

var D = document;
D.write("応用が利く")

次は変数を使った計算です。
変数同士を、演算子を使って計算できます。

今回使用するソースコード
//変数を定義
var A = 100;
var B = 200;
var C;

//左(←)にむかって計算
C = A + B;
//Cの内容を出力
document.write(C);

//改行を出力
document.write("<br>");

//文字列も連結できる
document.write("100円足す200円は" + C + "円になるよ!");

日本語にすると

変数 A = 100;
変数 B = 200;
変数 C;

C = A + B;
文書.書く(C);

文書.書く("<br>");

文書.書く("100円足す200円は" + C + "円になるよ!");

最後の行は、「箱Aに箱Bと箱Cの中身を合計して入れる」
という意味になります。

+」 演算子を使い 変数とコーテーションで囲まれた文字列を連結できます。

簡単ですね。

ポイントは、
数学では右に計算式が進みますが、
コンピュータープログラムでは左に計算式が進むという事です。

Cの中身はvarで定義した段階では空です。
そこにA+Bを計算した結果を、入れているわけです。
その結果は出力しなくてもあらかじめ予測できると思います。

では実行してみましょう!

実行結果

コラム;

varとは(Variation)の略です、正式にはint, float, ・・etcなどの型を
自動的に決定してくれる便利な機能です。
実際は、厳密に型があります。むしろvarの方が楽だったりします。

(C)著作権はふぇりあ16歳とお兄ちゃんにあります。
無断転載、盗用は禁止です。