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ゼロからわかる現代JavaScript

34.円の連続描画。「canvas」

*最新のIE9が必要です。

前回と同じく円とcanvasについてです。

今度は円を連続して描画してみましょう

ポイントは

・beginPath

メソッドを使い、円を描画するごとに

パス

を生成することが必要になります。

(パスというのは、adobe illustratarなどで有名な
ベクターグラフィックの線や曲線、ベジェ曲線を示します。)

円を一回一回生成するのには

それぞれ独立したパスを作ることが必要になるのです。

今回使用するソースコード
function main() {
  //キャンバス要素の作成
  var canvas = document.createElement("canvas");
  //bodyに要素の追加
  document.body.appendChild(canvas);

  //コンテキストを取得 2dは2D描画の意味
  var ctx = canvas.getContext("2d");

  //円弧の終点の角度
  var EANG = 360 * Math.PI/180;

  //パス1を生成
  ctx.beginPath();
  ctx.arc(80, 50, 40, 0, EANG, false);
  ctx.fillStyle = "#00FF00";
  ctx.fill();
  ctx.stroke();

  //パス2を生成
  ctx.beginPath();
  ctx.arc(40, 100, 40, 0, EANG, false);
  ctx.fillStyle = "#FF0000";
  ctx.fill();
  ctx.stroke();

  //パス3を生成
  ctx.beginPath();
  ctx.arc(110, 100, 40, 0, EANG, false);
  ctx.fillStyle = "#0000FF";
  ctx.fill();
  ctx.stroke();
}


実行結果

コラム:

グラフィックを扱うメソッドはC言語(コンソール)には
あまりなじみの無いものですが
Windowsなどのフォームプログラミングになると
おおく使われるものです。

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