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ゼロからわかる現代JavaScript
3.メッソド化で、自分のメソッドを作ろう
メソッドとは方式です。それは以前説明したとおりです。
コンピュータープログラミングでは、
そのメソッドを自分で定義することができます。便利ですね。
まず作り方です。
function キーワードを使い、メソッド名を自分で決め
{ } で内容を囲みます
function 名前(){
}
という風にです。名前は何でもかまいません。
戻り値を持たないパターンなら
function MyFirst(){
//ここにメソッドの内容を書く
}
とします。
戻り値を持つパターンなら
function MySecond() {
return //ここに戻り値を書きます";
}
などとしてます。
また、メソッド(変数)と定義することで、値をメソッドに渡すことができます
function MySecond(i) {
//変数iで渡された値を受けています。
i;
}
当然、定義した変数は、
MyFirst();
MySecond();
として単純に呼び出すことができます。
document.write()と書くよりも、単純で分かりやすい、メソッドらしいメソッドですね。
その違いについては後々、オブジェクトと一緒に説明します。
それでは、実際に使ってみましょう。
今回使用するソースコード |
//初めてメソッドを使います MyFirst(); //改行を出力 document.write("<br><br>"); //次は戻り値を持つパターンです、 //メソッドに文字を代入すると値が戻り、変数aに代入されます var c = MySecond("ゴールキーパー"); //結果出力 document.write(c); function MyFirst() { document.write("御坂美琴"); } //この内容をメソッドとしてまとめています。 //document.write("御坂美琴"); //メソッド(変数)と定義することで、値をメソッドに渡すことができます。 function MySecond(i) { //変数iで渡された値を受けています。 var x = "初春飾利" + i; //retrunで値を戻しています、 return x; } //この内容をメソッドとしてまとめています。 //var b = "ゴールキーパー"; //var c = "初春飾利" + b; |
MySecondメソッドに送る内容は何でも良さそうです。
MySecond("サーマルハンドは保温能力");
MySecond("実は柵川中学一の美少女?");
それでは、実行してみましょう
実行結果
コラム;
その昔C言語の時代は、メソッドを関数と言っていました。
それは数学の関数をf(x)と定義し
(カッコのxに値を入れると答えが返ってくるよと言う意味)
f(x) = x + 2
と書くからなのです。xに2を入れると4が帰ってきますね
コードにすると、下記のようになります。
function MyFunc(x)
{
var y;
y = x+2;
return y;
}
その名残がf、つまりfunctionです。しかし数学的な関数と少し違うので
厳密にはmethod(方式)のほうが分かりやすいと思います。
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