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ゼロからわかる現代JavaScript

48.連想配列(ハッシュ)

さて、配列には、追加の機能に

連想配列(ハッシュ)というものがあります。

連想配列とは、数字に変わり、文字列などの「キー」で
配列の要素を取り出せるようにしたものです。

作り方は

{ }


で囲い

配列オブジェクト = { "キー" : 要素, ・・・};

と指定して作ります。

また、この連想配列から要素をループして取り出したい時は

for文の変形で 「in」を使い、連想配列が最後の要素に達するまで
処理を繰り返します

for (i in 連想配列)

と使います。

今回使用するソースコード
var MyArray = new Array();
//連想配列の作成
MyArray = { "ポーション": 30, "エーテル": 5 };

document.write("・連想配列<br>");
document.write(MyArray["ポーション"] + "<br><br>");

document.write("・連想配列をループで取り出し<br>");

//「key」を指定し in を使って連想配列から取り出す
for (key in MyArray)
  document.write(MyArray[key] + "<br>");

document.write("<br>");

//連想配列の二次元配列
MyArray = [{ "アイテム": "ポーション", "値段": 30 },
        { "アイテム": "エーテル", "値段": 5 },
        { "アイテム": "ハイポーション", "値段": 100 }];

document.write("・連想配列の二次元配列<br>");
document.write(MyArray[0]["アイテム"] + "は" + MyArray[0]["値段"] + "円です<br>");
document.write(MyArray[1]["アイテム"] + "は" + MyArray[1]["値段"] + "円です<br>");
document.write(MyArray[2]["アイテム"] + "は" + MyArray[2]["値段"] + "円です<br>");

また、連想配列を二次元配列にすることも可能です。
上記の場合は、配列に連想配列を入れているイメージです

配列×連想配列

となり、同じキーのとき添え字で要素を取り出すこともできます。

実行結果

コラム:

for(i in 〜)

は他の言語では

foreach 文と同じもので その場合は

foreach(var i in 〜〜)

と使い同じ効果があります。

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