ゼロからわかる現代JavaScript

ここは、ふぇりあ１６歳が不定期に連載しているオンライン小説のページです。

VNIふぇりあ16歳へ

ゼロからわかる現代JavaScript

５５．パターン「クラスを構造体のように使う」

オブジェクト指向はいろいろな使い方をする事ができます。

そのうちの一つに

クラスを他の言語にある構造体のように使うというものです。

今度は学校のクラスではなく、「生徒」とというくくりで
オブジェクト（クラス）をつくります。

今回使用するソースコード

//必要な分だけ生徒のオブジェクトを作る
var student1 = new student();

//情報を入力
student1.name = "御坂美琴";
student1.skill = "エレクトロマスター";
student1.level = "LEVEL5";
student1.hobby = "ゲコ太集め";
student1.school = "常盤台中学校";

var student2 = new student();

//情報を入力
student2.name = "白井黒子";
student2.skill = "テレポーター";
student2.level = "LEVEL5";
student2.hobby = "？";
student2.school = "常盤台中学校";

document.write("生徒のデーター表示<hr>");

showdata(student1);
showdata(student2);

//構造体のようなクラス
function student() {
　　var obj = this;
　　//クラス変数
　　obj.name = null;
　　obj.skill = null;
　　obj.level = null;
　　obj.hobby = null;
　　obj.school = null;
}

//データー表示用メソッド
function showdata(x) {
　　document.write(x.name + ":" + x.skill + x.level + "/趣味:" +
　　　　x.hobby + "所属:" + x.school + "<br>");
}

データー管理する時は配列よりもこちらの使い方の方が便利です。

実行結果

コラム：

この方法は、C言語における構造体のような使い方です。