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VNIふぇりあ16歳へ

【PC一台で音楽制作!ソフトウェアベーススタジオ構築術。】

PCベースの音楽環境のそろえ方!

■PCベース?

 オーディオシンセサイザーやDTM音源を使っていて、どうにも音に迫力がたらないな?と思ったことはないでしょうか? 僕は少なからずあります(笑)「ああ、このシンセが本物だったらな?」とか、「もっと一つの音に厚みがあったらな?」という不満が山ほどありました。

ところが最近になって、物理モデリング方式のシンセ(代表格はVL)アナログモデリング方式のシンセ(代表格はNordLead)が登場し、ついにはプラグインエフェクトと同じように、ソフトでシンセをシュミレートすることができるようになりました。

そして近年、Native InsturumentのPro-5やB3など、本物にも劣らない魅力を持つソフトシンセが登場し、時代は確実にPCベースの音楽環境にむかっていると言っていいでしょう。現在では、大きなスタジオを使用する事もほとんど稀になっています。


Pro5は現在はPro53となり生産完了

メーカーはNativeInstrumentsです。

グラフィックもいつのまにかPCで描くことがあたりまえになっている今、音楽も当然の進化を遂げていくように思われます。

■ソフトシンセの音質

さて、肝心の音質ですが、一般にハードシンセの方が音が太いように思われますが、はっきり言って大差はありません。

アナログモデリングと本物のアナログシンセの差は当然ありますが、デジタルシンセとソフトシンセの中身は同じです、専用のDSPチップ(音楽専用のCPU)に演算させるか、汎用のCPU(パソコンのCPU)に演算させるかの違いしかありません。お互いデジタルで計算した波形をD/A(デジタル→アナログ変換機)で出すわけですから。

最近になってPCのCPUの高速化、RAM、HDの大容量化が進み、ソフトシンセはハードシンセをも凌ぐ音質を手に入れることができるようになりました(HalionやNEXUSなど。)


1音色に1GBもの波形容量を用いるグランドピアノのソフト音源。

■敵はレイテンシー

いい事尽くめのソフトシンセですが、欠点はレイテンシー(弾くと発音タイミングが遅れる速度)です。しかしASIOやAU(AUDIO UNIT)、WDMなどのドライバに対応したオーディオインターフェイスをPCにつなげてあげると遅れてるのがわからないくらいのレイテンシーに押さえることができます。

実はハードでも発音タイミングは遅れている(演算が複雑なシンセは特に)ので、まともなオーディオインターフェイスを買えばます問題ないと思っていいでしょう。

■必要な環境。

とりあえず、PCを買いましょう。欲を言えば自作機がいい(余計なソフトがはいってないからです)のですが、普通に買うならVAIOとかでOKです。でもノートや省スペース型はツライです。一番はミドルタワーがおすすめです!

 CPU:Intel CORE 以上
 RAM:1GB以上
 HD:400GB程度
 DVD-Rドライブ(できればDVD-RW)
 キーボードとマウス
 モニター(CRT、液晶お好きなほうで)

これだけあれば、あとは貧弱なビデオカードとかでOK!です。(ゲームするのじゃなければ)ここで重要なのは、

サウンドカードは要らない

ってことです。赤大文字にしてしまうぐらい、けっこうしつこくいってるのですが本当に誤解されやすいです(^^;

PCについてくるサウンドカードはゲーム用のものがほとんどで、音楽家が必要とする環境は満たしてくれません。

迷わず、ASIO対応の音楽用オーディオインターフェイスを選びましょう。この場合、楽器屋さんで売っているサウンドカードを指します。

現在ではオーディオインターフェイスと呼びます。


おすすめはSteinbergのMR816 CSX

最近は、FireWireやUSB(2.0)で手軽に導入できるようになりました。動作もとても快適です。(現在でもPCIスロットに増設するタイプが一番安定します 増設なので結構大変ですががんばってPCにとりつけてください!!)

あとはモニタースピーカーを買えば完成です。モニタースピーカーは自宅の部屋の広さと防音状況に合わせて選んだ方がいいです。音が出せる環境があればFOSTEX NF01Aなどのミドルモニターを選ぶといいでしょう。

■ホストアプリケーション(シーケンサーソフト)

ソフトシンセを快適に使うには、VSTやDirectXに対応したホストアプリケーションが必須です。それだけではなくDAWとして機能させるためにも必要です。

代表的なのは・・・

 Cubase(Win/Mac)
 Sonor(Win)
 LogicAudio(Mac)
 DigitalPerfomer(Mac)

です。

現在、最初に使うならCubase AIが軽くていいと思います。
Halion Sonic SE付の製品を選ぶといいでしょう。


Cubase

■ソフトシンセ。

まず、オーディオシンセサイザーを買ってしまうのがいいようです。CubaseユーザーはHalionSonicをLogicユーザーもHalionSonicを選ぶのがベストなようです。あとはNEXUSやReaktorなどなど・・・音楽性に合わせて買っていくといいとおもいます。


最近はCubaseやAIにHalionSonic SEなど最初からすごいソフトシンセがついてくるので、FA-06/07/08やINTEGRA-7などのオーディオシンセサイザーを一台たすのも良いかもです(それだとタイトルに反しますね)

特にINTEGRA-7はHalionSonicにも似たオーディオシンセ+サブトラクティブシンセという構成になっています。 HalionSonicと同じように、現在のスーパーソウを使った音楽にもばっちり対応できます。




Roland FA-06

Roland JUNO-DS

Roland SYSTEM-1

Roland JD-Xi

Roland MX-1

Roland SE-02

CubasePro10


Cubase Artist10


Halion Sonic3


Halion6


Komplete12

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