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【Cubase、VSTの歴史】

新しいシンセサイザーの基礎2


SE-02 (3オシレータータイプ)

サブトラクティブシンセサイザーは、
やはりモデリングとはいえ本物のシンセサイザーを知らない事にははじまりません。
そこで、ここでは主に本物のMINI MOOGのシュミレーションである
Roland SE-02を例にシンセサイザーの基礎を書いていきます。

(かつてのSteinberg MODEL-Eソフトシンセは現在、どこかで無償ダウンロードできます。探してみてください)

シンセサイザーの基本構造


シンセサイザーは基本的に3つのユニットから成り立っています
それがオシレーター、フィルター、アンプです。それぞれ音の三要素である、
音程、音色、音量をコントロールして一つの楽器を作り出すことができます。

■オシレーター(oscillator)

本来のVCOとはvoltage control oscillator(電圧制御の発振機)の略です。


SE-02のオシレーターセクション、基本の波形の他にSAWとSQUAREを混ぜた波形も選択できる。

フィートという単位でRANGEで、オクターブを選択します。LO、32、16(基本)、8、4、2と高くなっていきます。


オシレーター2にはデチューン(FINE)もあり、より細かいピッチの微調整ができます。


もう一つオシレーター3もあります。


3オシレータータイプはミキサーによって、オシレーターを3つを重ねることにより
厚みのある音を作り出します。ノイズを混ぜることも可能です。

それにより太いベースやリード音を生み出し、プログレシッブロックで
よく使われました。現在でもエレクトロやR&B、アシッドジャズのベースには向いているようです。

■フィルター(filter)

VCFとはvoltage control filter(電圧制御のフィルター)の略です。
音の倍音をコントロールすることができるセクションです。やはりフィルターにも種類があります。


4POLE(24db/Oct)であり、より強烈にかかるタイプです。


(Mode-eでは2POLE(12dB/Oct)、4POLE(24db/Oct)のフィルタータイプを選べます。)

カットオフ、レゾナンス(EMPASIS)、アマウント(CONTOUR)と基本的に揃っています。

あとは真下にあるエンベロープでフィルターをコントロールしてあげるだけです。

■アンプ(amp)とエンベロープ(Envelope )

VCAとはvoltage control amplifier(電圧制御のアンプ)の略です。
オシレーターの音量をコントロールすることができるセクションです。
このセクションもEG(Envelope Generator)を使って音量を時間的に変化させる事ができます。


EG(Envelope Generator)とは時間的変化を作り出せすことができるセクションです。
俗にADSRエンベロープと呼ばれるものです。

Aは音の立ち上がりの時間(attack)
Dは音の減衰時間(decay)
Sは持続するレベル(sustin)
Rは余韻の時間(release)

このEGで音色と音量をコントロールすれば本物の楽器の特徴を再現することができるようになるわけです。


SE-02の場合、Releaseは独立してなくReleaseボタンを押すとDecayと同じ時間で余韻がつきます。
これはフィルターのエンベロープも同じです。

■LFO

LFOとはlow frequency oscillatorの略です。楽器のビブラートを再現するためのセクションです。
すごく遅いオシレーター(つまり低周波)でVCOを変調することにより、ビブラートを再現することができます
。これもオシレーターですのでSAW、SQUARE、TRI、SINと波形を選ぶことができます。


SE-02の場合はLFOがシンプルに独立していますので従来のMiniMoogよりも分かりやすくなりました! OSCツマミを回すと、いわゆるビブラート効果がかかります。

(フィルターにかけるとワウ効果になり、連続させるといわゆるワブルという最近の流行の使い方ができます。)


MODEL-Eの場合、3つ目のオシレーターを使って変調(MODURATION)することができます。
この場合通常は、LOにセットする必要があります。


このLOにセットしたオシレーターの使い方は、SE-02ではOSC3だけでなく1と2でも使うことができるように拡張されています!

LFOの数を3つ増やせる!という事ですね!さすが現代の新しいサブトラクティブシンセだけあります。

■3オシレーター

3オシレーターの構成はこうなります。
ただ1つオシレーターが増えただけです。

■モノモード&グライド

また、model-eは本物のmoogと同じように、モノモードつまり単音で発音するモードもあります。
そうすることにより、音程と音程のあいだをスムーズにする機能グライドがつかえるようになります。

いわゆるポルタメントです。 弦楽器のスライドのようなものだと思ってください。
実際に試すのが一番でしょう。


SE-02ではとても簡単にそのままずばりモノシンセでグライドできます!!

理解した上で、N.I MONARKも購入すると、かなり面白いと思います。
(Massiveは完全に使いこなすには難しすぎると思います)



SH101 PLUGOUT(SYSTEM-1付属)のVCOもフィートタイプです。シンセを学ぶ教材としても太い音のシンセとしても期待できます。


Sledge2.0も! デュアルモードで太い音が期待できます。(WaveTableも)


Arturiaのフラッグシップ・アナログ・マトリクス・シンセサイザー MatrixBruteも!




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